今は亡き父が会社を創業してから、はや60年以上たちます。仕事の内容を時代の変化に合わせて変えていき、一中小企業でも生き残れるような形態に変えながら加工業を行っています。 工場の天井は木造の合掌造りで出来ており、雨漏りがなければさらに40年以上持ちそうです。その天井にモーター用のフライホイールとプーリーがまだ残っています。創業当時はモーターが非常に高価であったので、天井近くにモーターを1台設置し、ベルトでプーリーを回わし、下の何台かの機械にベルトで動力を伝えて仕事をしてました。 私の小さなころは、そのような光景をおぼろに覚えています。 先日会社の創業当時の写真が出てきたとき、懐かしくも今ではほとんど動いていないケトバシなどの機械の様子が写っていました。 現在ではメインとなる機械はすっかりと様変わりをし、NC制御の加工機で仕事をしています。ワイヤーカットなどの加工機、出来た製品を正確に測る測定器など、必要な機械をそろえてきています。小さい会社なので、臨機応変に一つづつ増やしてきています。 今後も要求される製品に対して、最適な加工機械の導入を続けていきたいと考えています。
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