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今までに、お客様から寄せられたご質問をまとめて掲載しております。
ご質問への回答は、弊社の技術力をまとめたものでもあります。
お客様がお知りになりたい事柄がこちらに掲載されていない場合はお問い合せページより、フォームに入力してお送りください。随時受け付けております。お気軽にご質問ください。

【ワイヤーカット加工編】
加工できる素材は? 回答を確認する
ワイヤーカット放電加工では基本的に金属で通電性のあるものであれば、加工可能です。超硬、SKH(高速度鋼)も問題ありません。
加工品の用途はどういうものですか? 回答を確認する
試作品、疑破壊テスト品、金型用部品など多岐にわたります。
加工のロット数はいくつから対応できますか? 回答を確認する
試作では1個から作成します。数が100個を超えるものについては相談をさせてください。
スリット幅はどのくらい狭くできますか? 回答を確認する
条件にもよりますが、0.03ワイヤーで加工した場合はスリット幅は一般的には0.05mmと考えてください。加工面精度をだすための条件での加工ですと、0.06~0.07mmぐらいになります。
ですが、弊社過去の加工実績から0.033mmのスリット加工ができました。もちろん、材質や板厚にもよりますのでご相談ください。
角穴の角部にできる最小コーナーRはどのくらいですか? 回答を確認する
ワイヤー線径によります。加工では必ず補正が入りますが、使用するワイヤー径程度とお考えください。0.03ワイヤーであれば、R0.03mm程度、0.05ワイヤーであればR0.05mm程度、0.1ワイヤーはR0.1mmといった具合です。
ワイヤー放電加工は同一の加工パスを何度かに分けて加工を行ない、徐々に補正値を小さくして最終寸法にします。
ですが、弊社の過去の実績から可能な最小コーナーRとなりますと、0.03ワイヤーですとR0.02mmくらい、0.05ワイヤーでR0.03mmぐらいは可能ですが、しっかりした円弧形状にはなりにくいです。
狭いスリット加工のスリットの長さはどのくらいまで加工可能ですか? 回答を確認する
3mmぐらいのブロックに0.1mm~1mmぐらいの深さの溝を入れますと浅い溝は幅0.04mmぐらいにできますが、1mmぐらいの深さになると幅は0.052~0.054mmぐらいに広がります。浅いほうが狭い幅の溝が加工できると思います。いずれの場合も、金属特性による違いはありますのでご相談ください。
面精度はどのくらいまで出せますか? 回答を確認する
0.03ワイヤーでも0.2ワイヤーでも、1stから最終工程まで加工条件を変えて行ないます。仕上げ加工まで行なえば、面精度は1s以下、0.8sの実績がありますので、材料の加工途中の変形(塑性変形)が無い限り、仕上げ加工まで行なえば同程度まででていると考えられます。
送りピッチ程度はどうですか? 回答を確認する
超精密加工機ですので、機械精度で0.001mm以内となっております。
精度補正(測定)はどうですか? 回答を確認する
接眼式3次元測定器で、倍率100倍での測定を行なっております。測定誤差は2ミクロン程は出るかと思います。ピッチでしたら、それ以下で測定できると思います。多数個加工では加工途中に測定を行ない、目的数値に合わせる様、補正を都度修正しながら加工を行なっております。 ものによっては、同一部品上でテスト加工を行ない、マイクロメーター、非接触接眼式測定器、画像寸法測定器により測定後に補正値を決め加工しております。
測定データ等の発行はできますか? 回答を確認する
上記の測定時のデータを表にして発行しております。金型での初回製品検査、ワイヤー加工の製品の検査表等、必要でしたらご連絡ください。高さ20mm以下,直径25mm以下の品物につきましては高精度画像寸法測定器にて測定表を添付いたしております。それ以外の品物につきましては、接眼式3次元測定器にて図面上に測定実数値を記入し添付しております。
製品の取付治具はありますか? 回答を確認する
汎用取り付け治具はございますので、ほとんどの品物には対応できると思います。但し加工済みの品物に追加工する場合、他の加工との位置・平行合わせが必要とする部品であれば、当社または貴社にて作成依頼をする場合もあります。角度の加工の場合は、ワイヤー線が垂直に加工できる治具が必要となります。
ワイヤー加工の他の加工も依頼できますか? 回答を確認する
材料調達、焼入れ、研磨、フライス加工等は行なえます。 材質、精度の点については問合せください。
ワイヤー加工後の洗浄はできますか? 回答を確認する
基本的に酸洗い程度は行ないます。ワイヤーヘソの除却加工も行ないます。ご相談ください。
どれくらいの小さい品物まで加工できますか? 回答を確認する
1mm角以下のものでも可能です。その際、加工物が落ちないようにブリッジ部を指定していただくと、加工中に紛失しないので助かります。スリット幅は、補正が入ると0.06mmくらいからですが、補正を入れない加工でしたら0.04mm位でも可能です。
対応可能なワイヤー線径はどのぐらいありますか? 回答を確認する
水加工では、φ0.25・φ0.2・φ0.15・φ0.1まで対応可能です。
油加工は、φ0.03・φ0.05・φ0.07・φ0.1・φ0.15・φ0.2の6種類に対応できます。
最小コーナーR、加工物の厚さなどによりいろいろな線の中から最良と思われるもので加工しております。
試作品で多数個の場合、単価は安くなりますか? 回答を確認する
そのような時は、板厚・使用ワイヤー線径にもよりますが、何枚かを重ねて治具に取り付け一緒に加工します。見積もり依頼の際ご相談ください。
カビ・腐食等は発生しないでしょうか? 回答を確認する
水加工では放電加工した面はサビが発生しやすいですが、油加工では油の中での加工になりますので、その心配はございません。表面処理した材料の加工などでも油中加工では、かなり良好な加工面が得られます。特に、超硬の加工では内部の組織をあまり破壊しないので、水加工に比べると格段に良い結果が得られます。
見積依頼をしたいのですが、どのようにすれば良いのですか? 回答を確認する
メールまたはFAXにて図面等を送っていただいて、どの加工を行うか打合せが必要かと思います。
材料によっては、支給していただけると助かります。
見積依頼をする場合の注意事項や必要なものを教えてください。 回答を確認する
原点をどこにするか・平行はどの部分で行うか、加工のスタート用の穴をどこにするか、切り落としの位置など指示していただくとスムーズにお見積もりをすることができます。
見積依頼をしてから、回答はいつ頃いただけますか? 回答を確認する
基本即日、ご連絡いたします。
納期まで日数がないのですが、短納期でも対応は可能ですか? 回答を確認する
ワイヤー線径φ0.03mmからφ0.25mmに対応しております。加工の線径によっては、翌日加工及び発送も可能です。また、事前に弊社への納入日をお伝えいただければ、仕事の状況・品数・形状にもよりますが、納入日に加工、完了後発送することも対応いたしております。お気軽にご相談ください。