今日の午後、長年使用していた機械の搬出が行われます。
1990年ごろ当時銘鈑の抜きが主流で、その自動化用としてプレス機連動タイプ1軸送り装置を2台導入しました。一番多く導入した時は4台が動いていましたが、時代の流れに沿って仕事が海外に流出し、残った仕事も単価が次第に安くなりそのまま仕事を続けることが厳しくなったため、最近ではほとんど稼働しなくなっていました。
当時、プレス機がトン10万円といわれ、45tプレス機と同額ぐらいの費用をかけて自動化し、けが予防のため導入しました。導入後10年近くは十分に稼げましたが、最近ではすっかり出番が無くなり工場の隅に置かれていました。この装置の相棒のプレス機が7月に北海道に”第2のお勤め”に出ていき、一つ寂しく工場の隅に置かれていたのを今回購入先でリカバリー用として売却でなく、ほぼ無償で引き取ってもらえることになりました。
部品で使えそうなものは取って置き、もしかしたら再利用が出来るかもしれないです。これも時代の流れです。仕事の内容も大きく変わり、コロナ禍によってその動きもより急変している現在、この次に生きられる工場として変化していきます。
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