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プレス加工機の搬出

また1台、プレス機の嫁入り先が決まりました。1981年製の35tアマダプレス機です。
 当社では今から20年ぐらい前までは主にフィルム抜き加工をおこなっていました。父の代より受け継いだ金属プレス加工業から、私なりにフィルム抜きに変更し、プレス機を導入し量産体制を整えていました。当時は弱電関係、3Mのフィルム関係と忙しく加工をおこなっておりました。自動送り装置を付けて、半自動として安全面でも生産面でも飛躍的に向上させて会社の発展の為大いに役立ちました。 近年では加工の仕事も減り、自動機での役目を終えて単独で加工の仕事に使う程度でした。
 今回ネットの検索サイトに挙げていたところ、同じ年式の機械を使い自動ラインの機械として使っている会社でプレスが酷使したためパワーが出なくなったそうで、急遽売却できることになりました。
 思えば自分で購入した機械の2台目での思い出があります。これから先まだまだ現役で活躍するそうです。搬出を担当した機械屋さんの話によると、当時の機械のほうが、最新式の機械より丁寧に作られており、部品を交換すれば使えるそうです。
 10台以上あったプレス機も売り先があるときが売却の時であるので、徐々に減らし4台となっています。その代わりにワイヤーカット機を導入しており、時代の移り変わりを感じます。