最近は加工依頼が、微細で精密な製品になってきました。板厚も0.1mmと、コピー用紙と同じぐらいの厚さで、2mm角ぐらいの製品の依頼です。このような小さな製品の加工は特殊な加工条件のもと、形状がきれいに上がるような加工方法で行います。その辺は30年以上のワイヤーカット油放電加工の経験から、機械メーカーの技術陣と打ち合わせを行い、最良の方法を見出します。 この製品も60個程ありますが、比較のため1円玉を置いてみましたが、ほんのわずかな量です。加工時間もこの数量でも約3時間ほどもかかり、切り離し、超音波洗浄を行います。 この後、金メッキを行い部品となります。展示会等ではこのような微細製品を展示してみていただくとこはできませんが、当社の技術力の一部をわかりやすい形で見ていただきます。 週末の土曜は、このような長時間かかる製品作りを加工機2台を動かしながら行っています。
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