新しく導入したAP250L

・AP250L(弊社導入機)の特徴

高速エコカットO-Plusを搭載

超微細面仕上げでの高速加工回路を搭載しています。従来の加工機で加工する場合に比べ加工時間を短縮するとともに、面精度を維持したままカット回数を削減することで費用を抑えた加工が可能です。

超仕上げ回路(Super PIKA Oil)を搭載

優れた面精度が得られ、面粗さRa0.3µm, Rz2µm以下の仕上げ加工が可能です。

4軸(X・Y・U・V)リニアモータ駆動

リニアモータ駆動のため、バックラッシがなくスムーズな駆動が可能。機械的接触もないため高速・高精度での加工が可能です。

極細線(直径0.03mm)が扱えるオプションを装備

弊社で極細線が扱える機械はAP200であったため、本機種を導入したことにより極細線でもより良い加工が可能になります。

油中タイプのワイヤーカット放電加工機のメリット

優れた面精度加工

極小放電ギャップ

放電ギャップとは、金属ワイヤー線と加工物との間に設ける放電するための隙間です。水加工よりも絶縁抵抗値が高く一定である油中加工では、放電ギャップが小さく微細電気条件で精密加工が可能です。そのため、より狭いスリット・より小さいコーナーRを作ることができます。

加工品に影響が少ない、安定した加工

油加工では原理的に加工物に錆発生がありません。そのため、量産的な長時間連続加工も安定した加工が行えます。

油中タイプのワイヤーカット放電加工機のデメリット

加工速度が遅い

油中タイプは優れた面精度・極小放電ギャップ・錆が出ないことがとても魅力的です。その反面、荒加工における加工速度が劣ってしまいます。
高速エコカットO-Plusを搭載しているため以前の加工機と比べた場合は速度が向上しておりますが、それでもRa0.15μm, Rz1μm以上の加工の場合は水中タイプによる加工機の方が早いです。

弊社では、水中タイプの加工機も保有しておりますため、適材適所での加工が可能です。

最大加工寸法

250mm×150mm×120mm

最大テーパー角度

(板厚100mmにおいて)±7度
※最大テーパー角度は板厚・加工物形状によって変化いたします。詳しくはお問い合わせください。

導入背景

この度、コロナ禍(2021年2月22日)に導入をしました。弊社では0.03mmを扱える機械(AP-200)を25年前に導入して、実際に様々な加工を行っておりました。ですが、近年のより微細・高精度な要求にお応えするため、コロナ禍でまだ明るい兆しが見え隠れしているような状態ですが、機械の導入に踏み切りました。

すでに機械の精度調整・検査や動作検証などを終えており、既存の機械とそれほど操作性も違わないため随時精度検査などを行いますが、順次実戦投入をしております。

現在はまだ準備中ですが、こちらの機械で加工したサンプルも掲載していく予定です!2021年3月9日現在