ワイヤーカット放電加工の原理

放電加工の種類

 放電加工機には主に下記の3つが存在し、それぞれ放電現象を利用して加工していますが、加工する目的に応じて使い分けています。

  • 型彫放電加工
  • ワイヤー放電加工
  • 細穴放電加工

ワイヤーカット放電加工の原理

 ワイヤーカット放電加工では、電極は細い金属ワイヤー線(φ0.02mm〜)を使い任意の形状に仕上げていく加工方法です。イメージとしては小学校の工作などで使う糸ノコギリの放電加工版です。ただし放電加工のため、電極であるワイヤー線も消耗します。そのため、ワイヤーカット放電加工では大量のワイヤー線を巻き付けたボビンを取り付け、一定速度で電極のワイヤー線自体も動かしながら加工します。そうすることで、ワイヤー線が千切れることなく、長時間にわたって金属を切り続けることが可能です。  ワイヤーカット放電加工では穴を綺麗に仕上げることは得意ですが、切り出す加工の場合は必ずどこかに切り取りシロを残す必要があります。  この加工法では、「イオンを除去した脱イオン水」や「抵抗値の高い油」に浸して加工します。ですが、一般企業では加工スピード・管理のしやすさ・世の中の需要度合いから前者の水を利用した加工機がほとんどです。  弊社では、両タイプの放電加工機を保有しているため、求められる形状・精度や材質に応じて水タイプ・油タイプを適宜使い分けています。場合によっては「水タイプ」で加工を行なった上で「油タイプ」で加工を行うこともございます。  ワイヤーカット放電加工のことなら、弊社にお任せください!